「舞姫テレプシコーラ」にみる、”自律神経訓練法”(安眠法)

rakkyodo2007-03-15

舞姫テレプシコーラ」第9巻にて、
主人公の六花ちゃんが「くるみ割り人形」クララ役の本番前日に、不眠の不安を感じます。
その時、金子先生から教わってた”安眠法”を試し、グッスリ眠ることが出来ます。
こんな方法ですね。
「まず部屋を暗く静かにして、ゆったりと横になる。 そして次のことを考える。
1、まぶたが重くなる、、、重くなる
2、右手が重くなる
3、左手も重くなる
4、次に右脚が重くなる
5、左足が重くなる
6、右の足が暖かくなる
7、左の足も暖かくなる、、、暖かくなる」
上記の方法は、自律神経訓練法といってストレス社会に生きる人にとって、とても効果的な健康法です。
実際、鍼灸院に来られる方の多くは、程度の差はあれ自律神経のアンバランスを抱えているものです。
神経の過緊張からくる身体の不調は、様々な症状となって現れるものです。
肩凝りひとつ取ってみても、慢性的なものは骨格の歪み・内蔵の不調と共に、自律神経の乱れが隠れていたりするものですよ。
自律神経訓練法はドイツの精神科医シュルツ(Schultz)の研究が有名です。
方法は色々あり、六花ちゃんがやった「手足が重くなる。暖かくなる」の他にも、、、
「心臓が静かに打っている」
「呼吸が楽にできる」
「お腹が温かい」
「額が涼しい」
という暗示をかけるものもあります。
うまく出来ないからといって気にすることはありません。
”手足が暖かくならない”からと気にしてしまったら、ストレスを増やすだけです。
自分が意識しやすいものを見つけて、実行すればよろしいかと思います。
とにかく思うに、、、現代人にとってリラックスする方法を身につけることは、一種の教養なのでは?
生きる技法とでも言いましょうか?
地方のことは分かりませんが、東京に住む以上は放っておいたら”ストレスのサンドバック”になっちゃいますよ。
ヨガやピラティスボイストレーニングやカラオケ、ランニングや水泳、なんでもいいから自分に合ったストレス解消法を取り入れることは必要かと、、、
少なくとも寝るときくらいは、ダラーーッと緩んだ体になって欲しいです。
自分の体に緩みきらない部分があるようでしたら、鍼灸治療をおすすめします。
はり・温灸治療院「楽居堂」IN世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp
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