モダン・アート,アメリカン展@国立新美術館に行きました。

先の定休日に国立新美術館で開催中の”モダン・アート,アメリカン 珠玉のフィリップス・コレクション”展に行ってきました。
http://american2011.jp/
良かったですよ!
一番古い作品で1845年、新しいものは1965年、写実主義から前衛アートまで、アメリカの現代アートの流れが一望できる楽しい展覧会です。
ヨーロッパの巨匠たちの影響が見られたりしますが、なんかね〜、全般的に健康的な感じがしちゃうんですよ。
背筋が強いっていうか、腕っぷしが強いっていうか、、、
勿論そうでない心の病んだ感じのものもありますがね。
鍼灸師というものは、科学が「無い!」という”気”を「有る!」という前提で日頃追及しているヘンな人たちです。
徳川埋蔵金”や”つちのこ”を探し回っているようなものですが、それでもひとつのことを長年やっていると、それなりに見識も広がるってもので、絵を見ても一種独特な見方をしてしまうのです。
「絵にパワーがある」とか「う〜ん、この作家は頭が痛かったのかな?」とか、、、
で、今回の展覧会のポスターに使われているこの作品、

エドワード・ホッパーさんの《日曜日》
彼は都会の華やかさの陰にある孤独を表現しているなんて解説されています。
うん、確かに孤独を感じますが、私は、、、
”酒の匂い”を感じます。
アルコール度数の高い酒です。
胃の粘膜が荒れている、頭が痛い。
結構な酒飲みだったのか、それとも酒に弱い体質なのに飲んでいたのか、ひょっとしたら胃潰瘍気味だったのかな?
彼のファンはたくさんいるようですが、酒飲みだったかどうか確かめる記述にまだ出会っていません。
でも多分、そうだったんじゃないかな?
誰か知っている人がいましたら教えてください。
Bar、飲み屋さんを経営している方は、ホッパーさんの絵をお店に飾ると、お客さんのお酒が進んで営業利益が上がるかもよ。
いっぽう、一般家庭のリビングなんかに飾るのはやめておいた方が賢明かもしれません。
お酒の出費がかさんでしまったり、旦那さんがメタボになったりしちゃうかもしれませんよ。
家庭ではノビノビしたり、心の休まる絵だけを飾るようにしましょう。
まぁ随分と勝手なことを書きました。
今日のブログはそのうち恥ずかしくなって、削除してしまうかもしれないね。
はり・温灸治療院 楽居堂 in 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp

寝違えに懸垂? 下り腹にピーナッツ?

寝違えネタが続きますけど、ちょっと思い出したので。
昔、インドに国費留学してました。
もう20年も前のことです。
KENDORIA HINDI SANSTHARN(CENTRAL INSTITUTE OF HINDI)というヒンディー語の専門学校に1年いました。
15カ国の外国人留学生、約30人を受け入れていて、こいつらは自己主張が強いのでめんどくさいという理由からでしょうが、インド人学生とは別の寮にまとめられていました。
1階は男子生徒、2階は女子と分けられていて、3階に食堂とテレビのある公共の部屋。
私はタイ人のお坊さんと部屋をシェアしていて、お隣にはスリランカ人が2人、そのうちの一人はこれまたお坊様。
だから部屋にゴキブリが出ても、私が「殺していい?」というポーズをとると、「ダメだ!」と首を振る。
ほうきで外に追い出すだけだし、蚊がいても蚊取り線香を焚けないのです。
そういえばヤモリはもちろんのこと、ネズミも部屋の中にいたことあったなぁ〜、、、
さて、あるとき私は寝違えてしまった。
すると同居人のお坊さんが「懸垂(けんすい)をしろ」と言う。
「そんな馬鹿な!」と思いますよねぇ普通、、、だって痛くてとても動かしたくもないんですもん。
不満そうな顔をしていると「あ、そう? 俺の言うことが信用できないんならスリランカのお坊さんにも聞いてみな」と言う。
で、隣の部屋に行って相談すると、これまた同じことを言って二人のお坊さんに見つめられるまま、建物のサンにつかまって懸垂をしたら、あれれ、、、痛みが半分くらいになっていた。
にっこりするお坊様。
「う〜む、仏教徒は寝違えの時に懸垂をするのか〜」と感心してしまった。
ついでだからもうひとつ。
あるときおなかを下してしまった。
するとタイ人のお坊様が「ピーナッツを食べろ」と言う。
「そんな馬鹿な! ただでさえおなかを壊しているのに、そんな消化の悪いもの食べたら悪化するでしょ」と常識人の私は否定する。
すると「じゃあ、スリランカ人のお坊さんに聞いてみろ」と言われる。
で、お隣さんに聞きに行くと同じことを言われる。
二人の手前そうせざるを得ず、ピーナッツを食べるとあら不思議。
なぜか苦しみが半分以下になり、お坊様ニッコリという、前回と同じパターンを繰り返しました。
「うーむ、仏教徒は下痢の時にピーナッツを食べるのか〜」と感心してしまいました。
まぁ、寝違えに懸垂も、下痢の時にピーナッツも、私は良くなった体験があるから出来ますけど、人にはあまり勧めようとは思いません。
私は当時20代だったし、別の疾患が隠れている恐れはなかったですからね。
この便利な日本でそんな余計悪くなるリスクを背負うこともないでしょう。
やはり鍼やお灸を勧めます。
まぁこんなこともあったという思い出を語らせていただきました。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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冷えは万病の元

昨日ブログに書いたように、寝違えてしまった。
とはいっても、夕方には仕事帰りの妻と待ち合わせをして新宿に買い物に行くことができたほど回復していました。
その夜、もうひと押しと思ってお風呂に久しぶりにゆっくりと浸かりました。
湯船に3回入って、じっくりと体を温めたのですが、自分のひざや足首が冷えていたのに気が付いてショックでした。
これまた患者さんには「秋口は自覚できない冷えが元になって体を壊すことがありますから注意してくださいね〜」なんてよく話をしているのです。
自分が出来てないことを人に偉そうに話していたなんて、恥ずかしい限りです。
この時期はまだ夏の余韻と言うか、すこし涼しいくらいの方が気持ちがよく感じてしまい、ついつい体を冷やしてしまうことがありがちです。
そのような無自覚の”冷え”が、体を強張らせてしまいギックリ腰や寝違え、あるいは神経痛を引き起こすことがあります。
また、熱は出ないけれどなんか元気が出ない・風邪気味なんて方も、この隠れ冷え性が原因となっている方もいらっしゃいます。
秋口に温泉に行くなんてことは実は日本人の知恵だと思います。
夏は汗を出して熱が体にこもらないようなモードになっていますが、涼しくなるにつれて熱を外に出さない体にならなくてはいけないのですが、そうスムーズにいかないケースが多々あるわけですね。
そんなときに温泉なんかで調整しながら体のモデルチェンジをしていくことができると、そりゃ最高の健康法ですよ。
ちなみに中国医学には「傷寒論」なんていう書物がありまして、読んで字のごとく「寒さによって体が傷んでしまった状態を論じた本」なわけです。 (クドイか、、、)
中医学をまじめに勉強している方々からは怒られるほど思いっきり・乱暴なほどに大雑把に説明すると、寒邪(寒い邪気)によって病になった人の症状には6つのレベルがあります。
?太陽病 : 風邪の初期で症状としては、悪寒・悪風・頭痛・身体痛・発熱・自汗あるいは無汗
?少陽病 : 正気が軽度消耗した状態で症状としては、往来寒熱・胸脇苦満・食欲不振・悪心・嘔吐・口が苦い・頭がふらつく
?陽明病 : 熱が高い状態で症状としては、高熱・悪熱・はげしい口渇・多飲・発汗・いらいら
?太陰病 : 消化器の力が落ちた状態で症状としては、食欲不振・消化不良・腹部膨満感・腹痛・泥状〜水様便
?少陰病 : 抵抗力がかなり落ちた状態で症状としては、元気がない・寒がる・四肢の冷え・尿量過多・熱飲を欲する
?厥陰病 : 複雑にいろんな症状が出ている状態、はげしい口渇・胸が暑苦しい・飢餓感はあるが食べられないなど
え〜、、、読む気がしなくなりますよね。
東洋医学を勉強している人間はこれにさらに、脈がどうの、舌がどうなっているの漢方は何がいいのということが、ほとんど漢字で書いてあって、マニアじゃなければとても読めたもんじゃない本を嬉々として読んでいるのです。
ヘンな人たちですね。
こんな面白くもないことを長々と書いたのは、ただひとつのことを言いたかっただけでそれは、、、
「寒さ・冷え・あるいは風邪が万病のもとですよ!」
という当たり前のことです。
めんどくさいでしょうけど上記の症状を見ると、いつも手足が冷えていて消化不良の人なんてそこらじゅうにいますよね。
その原因がひょっとしたら、冷えからくる風邪未満の状態が長く続いているからかもしれないのです。 漢方的には。
そんな方がポジティブシンキングでフィットネスに励んでも、どうでしょうね、かえって具合が悪くなってしまうことが予想できますよね。
慢性的な冷え症を感じている方は、ちょっと東洋医学を試してみても決して無駄ではないと思いますよ。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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あぁ情けない、、、寝違えてしまった! (自分でできる寝違えのツボも紹介しています)

数日お天気が良かったので、定休日には高尾山に行こうと楽しみにしていました。
前日には妻が水筒用のお茶を作ってくれて、早く寝て、、、あぁそれなのに、、、寝違えてしまった!
夜中に2回目が覚めたのですね。
一度目は布団を蹴っていただけならまだしも、パジャマをめくっておなかを出していた。
当然寒くなって起きたのです。
思えばあれがまずかったんだろうな〜。
2度目は左側に寝返りを打とうとしたときに、歯を食いしばるというほど強くもなかったのですが、まぁ噛んでいて頸に力が入っていた。
タイミングが悪かったのですね、首が硬くなっているときに回旋をしてしまったので、グキッとやってしまった。
「あ、まずい」と思いつつそのまま寝ましたが、朝になったら痛かった。
あ〜あ、、、
当然、高尾山は取りやめです。
私は日ごろ患者さんに「寝違え・ぎっくり腰は風邪を引いたと思って、布団かぶって寝ていてください」なんてことを言っていますので、お昼まで寝ていました。
おかげで痛みも半分くらいになったかな?
もちろん私もプロですから、ただ寝ていただけでなく、それなりの対処はしていますからね。
寝違えを起こすときってその背後に、食べ過ぎ・冷え・ストレス・風邪の引き始め・慢性的な凝りなどがあるものです。
つまり体が硬直するような要因が必ずあるのです。
その原因が自覚できる人は、それを改善することが肝要ですね。
風邪の引き始めが自覚できている方は、私がそうしたように布団をかぶって寝るのが一番ですし、食べ過ぎが自覚できている方は1・2食抜いてみるのがよろしいでしょう。
慢性的な凝りに対してはすぐにどうのっていうのは難しいし、出張前のストレスでおきた寝違えは時間がないから寝るわけにもいきませんね。
そこでなんらかの対処法が求められるわけですけれど、そうですねぇ、、、
本当に目の前に出張や大事な会議が待っている方は、氷水かなんかで冷やすのが即効性のある痛みとりかな?
ただ、東洋医学をやっている人達はそれはあまり勧めない方法です。
とりあえず痛みは取れるけど、それは感じなくしているだけで、そのような対症療法を続けていると体が鈍感になってしまい、結局は症状を繰り返すようになってしまいます。
どうしても「今、痛みさえ無ければいい」という状況で即効性のある治療を受けた方は、その後時間をかけて痛みの出た筋肉・神経を温めるなりストレッチするなりして緩めることをした方がいいですよ。
ツボ刺激でいうと、一般的には手の親指と人差し指の間にある”合谷”や、肘から親指に向かい指三本分下にある”手三里”などがよく紹介されています。
橈骨筋・橈骨神経を刺激することですね。
が、しかし、、、
私は一見関係ないようですが、足首を重視しています。
頸と手首・足首は何故か関係しています。
西洋医学的には「馬鹿な!」と言われてしまうでしょうが、東洋医学は「全身が複合的につながっている」と考えますので、理想的な治療法はできるだけ患部から離れたことろを刺激して治療することなのです。
で、足首のどこかと言いますと、脛の骨はわかりますでしょ、その骨のキワ、足首に近いところを触ってみるとちょっと響く感じのポイントがあると思います。
そこを温めるなり、スプーンの丸いところなりで優しく押して欲しいのです。
解谿というツボですが、そこは頭痛にもよく効く便利なツボですから覚えておくといいですよ。
頸の可動域が上がり、痛みが軽減しているはずです。
蛇足ですが、寝違えて痛い場所をマッサージしたり、家庭用の低周波治療器を当てたりするのはやめておいた方がいいです。
悪化して鍼灸院に来られる方が多くみられますから。
私たちも悪化された状態では治療が難しくなるのです。
お互いのため痛みがあるときは早めに治療院に来てください。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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鼻の奥の細胞で糖尿病が改善?!

鼻の奥にある、神経の元になる細胞を使って、糖尿病の症状を改善させることに、産業技術総合研究所などの国際チームがラットの実験で成功した。
 人間への応用が期待される。欧州の医学誌に7日発表した。 産総研の浅島誠フェローと桑原知子主任研究員らは、ラットの神経細胞で、インスリンの分泌にかかわる遺伝子が働いていることに注目。鼻の奥や脳にある神経幹細胞を特殊な方法で培養すると、効率よくインスリンを分泌した。
 培養した神経幹細胞を、糖尿病のラットの膵臓すいぞうに移植したところ、15週間血糖値が下がり続けた。移植細胞を除くと血糖値は再び高くなった。移植した幹細胞は神経細胞に変化するという。移植しないラットは約8週間後に死んだ。
 鼻の奥から神経幹細胞を採取することは大がかりな手術を必要としない。患者自身の細胞を移植できるため、拒絶反応の心配もない。研究チームは、神経細胞がより効果的にインスリンを分泌するようになる薬剤の開発を進めるという。
(2011年10月7日21時31分 読売新聞)
いや、これは凄い研究成果ですね。
糖尿病は国民病などとも表現されるほど患者数が増え続けていますから、この研究により画期的な新薬が出来たら、「なでしこジャパン」なんかより何倍も国民栄誉賞にふさわしいと思いますよ。
「これで安心してグルメな生活を続けられる」という楽天的な発想も、まぁ個人的には好きですが、やはりどんな病気であれ予防が一番ですし、なってしまったならばしょうがない、初期のうちに自分でできるだけのことはやりましょう。
糖尿病のリスクを高めるのは、何もグルメと運動不足ばかりではありません。
妊娠だってインスリンの必要量を高めますので、糖尿病のリスクと言えなくはないし、かぜや肺炎、腎盂炎などの感染症によって起こる場合もあります。
また、副腎皮質ホルモンや高圧利尿剤、経口避妊薬(ピル)の服用が発症因子となることもあります。
と、いろいろな要因はありますが、じゃあ自分でできる予防法はなんなのだと言うと、結局は肥満防止しかありません。
適度な運動とバランスの良い食事と適度なストレス発散ですね。
あ〜あ、、、健康を維持するってあまりにも平凡なことばかりですね。
どんなに最新科学の言葉を借りて論を尽くしても、最終的には「快食」「快眠」「快便」に尽きるのです。
さて、では糖尿病にかかってしまった場合、初期・中期ならばまだ東洋医学を試してみる価値あります。
古来、中医学では糖尿病のことを消渇病といって、ちゃんと治療法が記されています。
一般的には以下のツボが使われます。
脾兪・胃兪・脊中・天柱・風池・天枢・大巨・陽稜泉・足三里・陰稜泉・三陰交・曲池
ツボな名前なんか書かれてもマニアじゃあるまいし分からないですよね。
さて上記のツボの中でも特に”脊中”へのお灸は効果が大きいと認められています。
背中の、胸椎第11番と12番の棘突起の間にあります。
これも分かりにくいですね。
でも、そのツボに毎日お灸をすえることはずっと昔から日本人はやってきているのです。
糖尿病でお悩みの方は、ぜひお近くの鍼灸院に通ってみて、その脊中のツボを教えてもらってください。
毎日通うのは無理でしょうから、ご自宅でお灸を続けてみてください。
めんどくさいなどと言わずに、ご自分の体なんだから、それに始めてみたら簡単なことなんです。
一日のうちにほんの30分でもリラックスする時間を作ることは、心身ともにいいことですからね。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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鍼灸適応いろいろ

小沢一郎民主党元代表(69)の入院先の日本医科大付属病院(東京都文京区)の福永慶隆院長と本間博医師は7日、記者会見し、小沢氏の病名について「左尿管結石」と発表した。経過観察中で、1週間程度の入院が必要という。》10月7日asashi.com
今日の朝刊では小沢一郎氏が”腰痛”で救急搬送なんて書いてあったので、腰痛にも色々原因があるので「要注意ですよ」というブログを書こうと思っていたら、上記の理由だったんですね。
尿管結石も七転八倒の苦しみと言いますもんね。
私の姉も以前、救急車のお世話になりましたもん。
でもまぁ石が出ればOKなんだから、大病じゃなくて良かったですね。
激痛が出てしまったら、これはもう鍼灸治療の領域ではないので速やかにお医者様のところに行くべきですが、その気がある程度でしたら代替療法で対処できます。
そうですね、、、面白いところでは、両手両足の小指を末端から求心的にこするという方法が古来言われています。
何回というのでなく、なんとなくポカポカしてくるまでです。 そうですね〜、小指一本につき5分くらいかかるんじゃないかな?
すると腎臓の働きが改善されます。
この方法なら、足の指は割愛したとして手の小指をさするくらいなら、職場でも通勤時間中でもできますね。
もちろん頻尿にも効果的です。
他には”焼き塩療法”なんていかがでしょう?
お湯呑半分から一杯分のお塩をフライパンで炒ります。
その熱々のお塩を手ぬぐいやタオルでくるんで、下腹部いっぱいに広げます。
お塩が冷めてきたら、また繰り返す。
3,4回ほどで充分です。
この方法は尿管結石だけでなく、骨盤内の問題は押しなべて万能です。
大腸、生殖器系、膀胱、あそうそう、ぎっくり腰の時もおなかを温めると楽になるものですよ。
お金もかからないし、お勧めです。
鍼灸治療としては、ごく一般的には、以下のツボを取穴します。
足三里、陽稜泉、身柱、心兪、隔兪、脾兪、三焦兪、腎兪、大腸兪、次りょう、水分、気海、中極、大赫
まあ、ツボの名前なんか言われたって、マニアじゃあるまいし分かるわけないですよね。
私が言いたいのは、腎結石だろうと尿管結石だろうと古来、中医学でも治療法が残されているってことです。
私たちのご先祖様たちは、「なんか最近、腰が痛くて尿の出が変なんだよな〜」なんてときに鍼灸治療を受けて直していたのです。
小沢一郎さんも退院されたら、鍼灸受けていただくと予後がよろしかろうと思いますよ。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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アボリジニ・アート展やっていますよ!

rakkyodo2011-09-23

アボリジニ・アート好きです。
大地や自然とつながったアートは、絵画でも音楽でもお料理(?)でも基本的に好きです。
理屈っぽいものは嫌いです。
まぁ、だから鍼灸師という職業を選んだのでしょうね。
代々木上原アボリジニアート展開催中です。
http://www.gallery-uehara.com/
10月2日迄ですから、お好きな方はそろそろ行かれた方がよさそうです。
私は昨日行ってきました。
「自然との共生」なんてテーマはよく耳にしますが、東京に住んでいると実際はね〜、、、
便利さとの引き換えにどんどん自然から離れてしまっていく状況に、時に不安を感じてしまいます。
だからアボリジニをはじめエスニック系のアートに心が引かれてしまうのでしょうかね?
しかし聞くところによると、アボリジニの方たちも政府から生活保護のような形で現金を渡されていて、結果昔ながらの生活を捨てスーパーなどでコカコーラをはじめジャンクフードに手をだし、体を壊している人が多いとのことです。
あらら、、、
そのうちスマートフォンを持つようになるんでしょうね。
彼らの美点である素直な作品に触れられるのも今のうちかもよ。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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