老眼が始まったようで、、、

大学生のころインドをプラプラプラプラしていたら、視力が2.0になっていた。
20年以上前のことですから、当時のインドは毎晩停電。
しょうがないから星空を見ながら、チャイやホットミルクを飲んで過ごしたものです。
それが目にとって良かったんでしょうね。
しかし2.0は我ながら凄いと思っていました。
もし早稲田大学内で”視力競争”なんて競技があったら、上位も狙えたかもしれませんね。
インド人の平均視力がどれくらいなのか、さっぱり分かりませんが、こんなことがありました。
インドの最北端のラダック州の州都レーという町に1か月滞在していた時のこと。
ちなみにレーという町はチベット高原の西に位置し、標高は大体富士山の頂上と同じくらい。
チベット人が多く住むエリアです。
その街の魅力を書き出すと、もう長くなってしまいますので詳しく知りたい方は、どうぞこちらのサイトへ!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF
なぜか10歳くらいの少女とその弟が私にとてもなつき、私も可愛いものだから部屋に入れてお茶を飲んだりしていました。
あるときその少女が窓の外に向かって手を振っている。
見ると地平に人間と思しき黒い点が見える。
彼女はそちらに向かって手を振っている。
「何をしているの?」と聞くと、「あれ、お母さん。」と答える。
「え? で、お母さんは何をしているの?」と聞くと、「お母さんもこっちに向かって手を振っている」。
「う〜む、、、」
視力2.0の私にして、ただの黒い点にしか見えないのに、彼女はその顔まで識別している。
いったい彼女の視力はどのくらいあるのだろう?
さらにその地方に住む人々はみんな、私にしてみたら驚異的な視力を持っているのだろうか?
さらに、じゃあ日本人の目が悪いのは単にライフスタイルや環境のせいなのでしょうか?
人間は本来、どのくらいの視力を持ってしかるべきなのだろうか?
などと疑問が湧いてきたものです。
さて、そんな”いい目を持った”私も、最近ちっと手帳にスケジュールを書くときなどに「あれ?」と思う時がある。
先日、経堂で人気のある眼科の前を通ったら、珍しく空いている。
チャンスと思って、検眼をしてもらいました。
まぁ予想通りなんですが、、、典型的に見事な老眼でした。
相変わらず遠くのものは裸眼で1.5。
見事なものです。
この歳で1.5はたいしたものです。
しかし、、、手元30センチの視力は0.3でした。
そりゃ見えないわけだ!
「あなたのように目がいい人ほど、老眼になるとショックを受けてしまうけど、これはね、、、誰でもなることなんですから」と医者に慰められました。
いいお医者さんです。 人気があるわけだ!
東洋医学では老眼は腎臓と肝臓が関係します。
物を見る力そのものが衰えるのは、腎臓の気が減少したから。
ピントを合わせにくくなったのは、肝臓の気が乱れてきたから。
そのようにとらえます。
また、頸椎2番のゆがみも目に直接影響を与えます。
お医者さんに老眼鏡すすめられ、眼鏡屋さんの割引券までもらいましたが、私はもうちょっとメガネなしで頑張ってみようと思います。
東洋医学をやっているものとして、自分でどこまで改善できるのか、試してみたいのです。
最近飲んでいるグリーンスムージーもいい影響を与えるかもしれませんしね。
私のことはさておき、目の問題でも東洋医学で対処できる部分もあります。
お悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度鍼灸院の門をたたいてみてください。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp