アトピーに「サクラン」有効 スイゼンジノリから抽出

rakkyodo2011-02-10

福岡県朝倉市の黄金(こがね)川だけに自生する絶滅危惧種スイゼンジノリから抽出される新物質「サクラン」が、アトピー性皮膚炎の予防と治療に有効であることを高知大学の弘田量二助教(環境医学)らのグループが突き止めた。マウス実験では、かゆみによるひっかき行動が10分の1以下に激減。アレルギー反応を引き起こす同皮膚炎の原因のIgE抗体も、ほとんど検出されないレベルに低下したという。天然由来のため副作用はほぼないとしている。臨床試験を経て医薬品としての実用化を目指す。
=2011/02/09付 西日本新聞朝刊=
この「サクラン」、ステロイドに匹敵するくらいの効果があるんですって!
スゴイですね!
ついにここまで来たんですね。
副作用がほぼ無くて、効果は絶大。
朗報、朗報!
中医学ではアトピーの方の治療法として、腸の状態を改善すること、肝臓の血流を良くすること、呼吸器の働きを活発にすることをメインに考えています。
それにプラスして、個人的にはアトピーの方はたいがい側湾(背骨が曲がった状態)がありますので、その筋肉の緊張を緩和することをやっています。
ただ、ステロイド剤を多用していらっしゃる方は、正直言って「変化が出にくいな」と思っていました。
ですから、ノリから抽出した物質で皮膚の状態が改善されるのであれば、それに鍼灸治療を併用していただけると、その効果はかなり期待できると思うのです。
はやく実用化して欲しいですね。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp