細胞生死の制御技術を開発=がん治療などに応用期待―京大

ちょっとさー、最近の医療系・科学系のニュースってさー、あまりに凄すぎてビックリしてしまいますが、この記事も驚きますね。

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細胞生死の制御技術を開発=がん治療などに応用期待―京大
特定のたんぱく質をリボ核酸RNA)に結合させることで、細胞の生死を制御する技術を京都大の井上丹教授らの研究グループが開発し、18日付の英オンライン版科学雑誌「Nature Communications」に掲載した。特定細胞のみを死滅させることができる点を利用し、副作用のないがん治療などへの応用が期待される。
 グループは、RNAに遺伝子の発現を抑制する「RNA干渉」という働きがあることに着目。ある特定たんぱく質RNAに結合させると、干渉が抑えられることを突き止め、別のたんぱく質の合成を活性化させる「オンスイッチ」という技術を開発した。
 また、同じ特定たんぱく質が、細胞内のたんぱく質合成小器官リボソームの機能を阻害することを解明。この特定たんぱく質を細胞に加えることで、別のたんぱく質の生成を抑える「オフスイッチ」という技術も昨年開発した。
 二つのスイッチを、細胞死をつかさどるたんぱく質に対して作用させることで、特定たんぱく質を持つ細胞の生死を任意に制御することができるようになった。
 この技術を利用すれば、正常な細胞には影響を及ぼさずに、薬をがん細胞や特定の臓器だけに効かせることも可能だといい、副作用のない薬の製造に応用できるという。また、特定の細胞だけを効率よく選択して培養する技術に応用することにより、再生医療分野での貢献も期待できるという。 
時事通信 1月19日(水)1時24分配信

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がん細胞だけに狙いを絞った抗癌剤ができるなんて、、、副作用の少ない治療が可能になるんですね。
おまけに特定の細胞だけを培養できるなんて、、、眼の角膜とかさ、椎間板とかさ、加齢とともにどうしても劣化してしまうパーツを新品に変えられるわけでしょ?
ど、ど、どうなってしまうのでしょう? 我々の未来は、、、
は、は、早く臨床に実現化して欲しいものです。
助かる生命が助かるうちに。
苦痛に耐えている人が、その苦痛から開放されるように。
がんばれ日本の頭脳者集団!
先進医療で世界を引っ張っていってくれ!
私はひっそりと、古代から連綿と繋がっている鍼灸という技術を守っていきましょう。
どんなに高度医療が進んでも、病気にならないほうがいいわけで、、、
自分の体を大切にすることが基本中の基本ですね。
予防医学として鍼灸をお考えになっていただけると幸甚です。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂 
http://www.chiryoin.jp