3000万人の国民病 非飲酒者でも肝硬変に

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脂肪肝の患者さんが増えているというのは聞いていましたが、え?、3000万人もいるの?
成人の3人に1人ってさー、すごい数字じゃないですか!
大問題ですよ。
非アルコール性脂肪性肝炎のことを、「NASH(ナッシュ)」って呼ぶんだって!
ずいぶん、かっこいい呼び名ですね。
「ヘイ! ナッシュ!」なんて呼んでもらいたい気もしますが、慢性肝炎から肝硬変、肝臓ガンへと進む危険性もあるそうですから、いいことばかりじゃありません。
脂肪を落とすことが改善の本道なんでしょうが、その一方で、無理なダイエットで急激に体重を落とすのもNASHの原因になるとされています。
つまり急激に体重が落ちると、体は「おや?飢饉でも来たのかな?」と勘違いを起こし、かえって脂肪を溜め込もうとしてしまうんですね。
だから鈴木その子さんが言っていた「痩せたい人は食べなさい」というのは、一理あるのです。
もちろん食べ過ぎたら太りますけどね。
最近流行のインナーマッスルを鍛えて”冷え知らずの体になる”というのがいいのかな?
ウチのワイフちゃんも冷え性で、冬場はつらそうです。
愛情だけでは改善しません。
なにか具体的な対策を練らないといけません。
東洋医学では肝臓の経絡(気の流れるルート)は足の内側を流れます。
足の開脚をしたときに、イテテ、となる腱ですね、それを緩めてあげると肝臓の働きがよくなります。
よくストレッチをしたり、揉みほぐしたり、温めたりしましょう。
静脈の流れもよくなるので、むくみ対策にもなります。
また、じつは生殖器にも関係しますので、女性なら生理不順や生理痛の改善になりますし、男性ならED対策にもなります。
肝臓は免疫系にも関係しますし、とても重要な臓器なのです。
日常的にケアしたいですね。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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