農薬は認知症リスクを増大させる、フランス研究

【12月5日 AFP】農薬に長期間さらされると、アルツハイマー病などの認知症リスクが増大する恐れがあるとする研究結果が、2日の英医学誌「Occupational and Environmental Medicine(職業・環境医学)」に掲載された。
 フランス公衆衛生・疫学・開発研究所(French Institute for Public Health, Epidemiology and Development)の研究チームは、ボルドー(Bordeaux)のブドウ園で働く614人を対象に、1997〜98年とその4〜5年後の2回、認知力に関する9種類の試験を受けてもらった。記憶力や言語能力、反応時間などを見る内容となっている。
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 フランスで使用される殺虫剤と除草剤の量は欧州では最も多く、世界では米国、日本、ブラジルに次いで4番目に多い。これまでにさまざまな研究で、農薬の常用が神経疾患リスクを増大させるという結果が示されている。(c)AFP
ちょっとさー、この記事はショックです。
もちろん以前から農薬の健康への害は言われてはいましたよ。
アレルギーを引き起こしているんじゃないかとか、日本人に胃潰瘍胃がんが多いのは農薬を含めた化学薬品のせいじゃないかとか。
でもその一方で、「だからといって、じゃあ何を食べればいいの?」、「害もあるかもしれないけれど、ビタミンや食物繊維といったプラスの面もあるんだからさ!」と言ってスーパーの農薬を使用したお野菜を手にしてきました。
私もそうですし、みなさんも一緒だと思います。
ところがどっこい! アルツハイマーのリスク大ですって!
しかも、日本は当農薬の使用量が世界で2位ですって!
アハハハハ。
もう今までさんざん食べてきちゃったよ。
日本は水俣病イタイイタイ病のような環境汚染からくる病気の被害者を多数出しておきながら、なにも学んでこなかったってことでしょうか?
あ〜あ、、、
健康とは「食」「息」「動」「想」「環」のバランスによって成り立つと東洋医学では考えます。
「食」はたべもの
「息」は呼吸
「動」は運動をふくめた体の動かし方
「想」は思い、考え方、感情
「環」は環境
環境破壊ばっかりはさー、個人の力では何も出来ない。
村上春樹さんの表現を借りると「圧倒的な暴力」じゃないですか。
きれい事を言うようだけど、子供たちの未来の為に、もうこれ以上の環境破壊はやめてほしいものです。
農薬・除草剤も近年はあらゆる方面で進歩しているんだから、害があるとされている薬品の使用は即刻やめていただきたいものです。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp