エヘヘ、、、バレエの感想

rakkyodo2010-11-10

クドクドと なお書き続けるバレエネタ A席2つで38000円 (短歌のリズムで読んでください)
前回でこのネタ終りにしようと思ったのですが、まだどうしても目に浮かんでしまうのです。
ボリショイ&マリインスキーバレエ合同ガラ2010 Bプログラム。
2列目で見たのです。
A席(19000円)ですので、端っこなのですが、とにかく舞台から近い!
顔の表情がよく見えるし(私の視力1.5)、端っこゆえに幕の影で出番待ちをしているバレリーナを見れたことも良かった。
ライトとダンサーの角度によってですが、男性ダンサーがジャンプの着地のとき、汗がほとばしるんですよ。
DVDや遠くからでは見ることのできない迫力。
ソーモアさんが<ロミオとジュリエット>で、私たちの目の前でズッコケたんですよね。
なんか二人のタイミングが合っていないのか、「踊りにくそうだな」と思っていたら、ソーモアさんが男性の右足首を踏んだように見えましたが、両手を床にベタッと、、、
めったに見ることのできないことですから、嬉しかった。
さらにその踊りが終わってから、「なんの雑音だろう?」と思ったら、二人が競走馬のような荒い呼吸をしているんですよ。
当たり前のことですが、彼等は超人ではあるものの、生身のカラダなわけですよね。
あと、オオトリを務めたテリョーシキナさんの<黒鳥>、、、素晴らしかった。
顔の表情がスゴイんです。
「このひと本当に悪い人なんじゃないだろうか?」と思ってしまうほど。
目を大きく開いたり伏し目になったり、うれしそうな表情をしたかと思うと、視線を右にそらしてみたり、、、
心がザワザワしてしまう。
これも近くで見たからこそですね。
出番待ちの人の表情も面白かった。
全員、もの心付いた頃から毎日踊っている人達なわけで、おまけに超一流なわけですから、とりたてて緊張感とか不安そうな様子なんてなかったですが、特筆すべきはオーシボアさん。
なんかさー、「やっぱりノッている人にはかなわないな」って感じなんですよ。
観客を飲んでいるっていうのか、支配人さえ許してくれたら「全ての演目を自分が踊りたい」と言わんばかりのオーラを発しているんですよ。
踊りたくてウズウズしている感じっていうのかな?
きっと自分がイメージしたとおりにカラダが動いているんでしょうね。
まさに”旬の人”って感じです。
サッカー日本代表にもこんな感じのフォワードがいたらいいんですけどね。
もしも、バカバカしいたとえですけど、今回のガラ公演がフィギアスケートみたいな得点性の競技だとしたら、ズッコケてしまったソーモアさん組は最下位。
ロパートキナさんはノーミスだけど、大技がなかったので得点伸びず。
大技で点を稼いだオーシボアさん組と、芸術点が高かったテリョーシキナさん組が優勝を争ったって感じかな?
DVD化してくれたら絶対に買うんだけどな?
そして何度も何度も繰り返し見ることでしょう。
また次の来日公演が楽しみです。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
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