ボリショイ&マリインスキーバレエ合同ガラ公演2010に行きました。

rakkyodo2010-10-29

10月27日(水)、東京文化会館にて行われた「ボリショイ&マリインスキーバレエ合同ガラ公演2010」に行きました。(Bプログラム)
この日ばかりは特別に、治療院を5時で閉めました。
もう本当に楽しみにしていたのです。
ワイフちゃんとの最初のデートも、2年前のボリショイ・バレエドンキホーテ」。
恋の花咲くバレエ観劇です。
私、ついうっかり開場が6時半、開演7時だとばっかり思い込んでいて、6時きっかりに新宿発山手線に乗りました。
そこでワイフからのメール「開演が6時半」に気が付き、もう焦りまくりました。
だって、無理だもんね、新宿から30分以内に上野について、さらに座席に座るのは。 
「あぁ、あれほど楽しみにしていたのに、また私のオッチョコチョイでひと演目見ることができない。 なんて自分はダメな人間なんだろう。」と落ち込みましたよ。
寒くなるとなんですね、人って落ち込みやすくなったりしますね。
でも粘り強いのが私のいいところ。
「ロシア人が時間通りに開演するわけがない」と一縷の希望を持ち続け、走りましたよ上野駅
階段もひと段飛びで、いいおっさんが、、、
間に合いました。
山の手線内では自己嫌悪に陥っていた分、間に合った時の喜びは「あぁ達成感とはこういうモノだった」なんてね、自分の幸運を感謝したものです。
座席について、携帯電話の電源を切ったらすぐにカーテンがあがってしまい、おかげでプログラムを確認すること無くいきなり夢の世界へ。
キレイどころが4人。(”フローラの目覚め”よりパ・ド・カトル)
私の乏しい知識で誰が出演しているのか見分けようとするのですが、
「い、いかん! みんな妖精に見えてきた。」
「でも、きっとあの髪が黒いのがルンキナさんで、二の腕の細いのがソーモアさんで、、、」
その中に妖精にしてはずいぶん血色のいいのがいます。
なんかお嬢様校にたった一人、大阪からの転校生が混じってしまったみたいな、異彩というかちょっとした違和感というか、、、
そう、あれこそは見紛う事無きナターリア・オーシボアさん!
私の今回のお目当てが、最初っから出てきてくれたんですね。
2年前の「ドン・キホーテ」で、当初の予定ではザハロワさんが出るはずだったのが、代役でオーシボアさんが出たのです。
当然、客席は「え〜! 代役〜?」ていうガッカリ感が漂ったのですが、それを打ち消すほど彼女の踊りは強い印象でした。
それから2年。
オーシボアさんがどのようにレベルアップしているのか、ぜひ見たかったのです。
彼女はいいよね〜。
なんかおてんば娘がそのまま大きくなったみたいで。
荒削りな分、まだまだ成長しそうで、つい注目してしまいます。
体幹部の筋肉が他の娘達より強そう。
動きがダイナミックです。
ソーモアさんやオブラスツォーワさんが、引き立て役になっちゃった。
まぁ私の贔屓目ですけどね。
ルンキナさんが、連続回転の途中で足がぐらつき両足ついてしまいました。
職業柄、足首を痛めているんじゃないかと心配してしまいました。
バレエはね、いろいろ痛めるよね。
彼女のミスはあったものの、十分に素敵でした。
目が”ポワワ〜ン”
バレエ観劇の感想、つづきはまたいずれ書きます。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp