ぜんそく発作に強く関係、新たな物質突き止める

ぜんそくの発作に強く関係している新たな物質を、国立成育医療研究センター研究所と東京大の研究チームが突き止めた。
 この物質は、アレルギー性疾患の主な原因とされる免疫物質(IgE抗体)がない状態でも発作を引き起こすもので、新しい治療法の開発などに役立つ成果だ。
 アレルギーの多くは、異物に対するIgE抗体の過剰反応で起こる炎症性疾患とされる。ぜんそく患者も炎症が見られたことから、発作は、ダニなどの死骸(しがい)にIgEが反応して起きると考えられていた。
 同研究所の大保木啓介研究員らは、ぜんそく患者の体内でインターロイキン(IL)33という物質を作る遺伝子が多く発現していることに着目。この遺伝子を壊したマウスは、皮膚炎などIgE抗体によるアレルギー症状を呈したが、ダニには反応せず、大量吸入しても発症しなかった。(読売新聞10月19日)
いやぁ科学の進歩はすごいものですね。
いずれ喘息の発作に即効性のある新薬が開発されるのでしょう。
現在、喘息でお悩みの方々にとっては待ち遠しい限りでしょうね。
患者さんでこんな人がいました。
大人になってから始まった喘息で、随分苦しまれていたようでしたが、どうしてもステロイド嫌いだったのですね。
で、その方が賭けたのが、鍼灸と”大高酵素&玄米酵素”。
もちろん時間はかかりましたが、見事に克服されました。
酵素は患者さん自身が見つけ出したのであり、私が勧めたわけではありません。
正直言って私も当時は、酵素にそれほど信頼を置いていたわけではありませんでした。
でも、よくなっちゃったんだよね〜。
その方は手足の冷える”虚症”タイプだったので、酵素をとることで胃腸が整い自然治癒力が上がったのでしょう。
中医学でも喘息は「ここにハリをすれば治る!」なんて方法はなく、時間をかけてその方にあった体力アップをはかるのです。
まぁ東洋医学はどんな疾患であれ、基本は自己免疫力をつけることを目指しています。
西洋医学のように病名をつけて、それにあった治療法を選択するのではなく、全体的にリラックスできる体にしたり、パワーアップをはかったりするのです。
ひとつひとつの症状を追いかけるのではないのですね。
あくまで全体のバランスを整える。
ですから時間はかかってしまうかもしれませんが、腰痛治療に通っていたらいつの間にか便秘も治っていたとか、肩こりで通っていたら血圧も安定してきたとか、そういうものなのです。
副作用はありません。
どうです?
魅力的でしょ?
もっと鍼灸治療の魅力を伝えたいと、常々思っていますよ。
うまく表現できないことがもどかしい。
まぁ体験してみてください。
楽居堂からのお願いでした。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp