バリ島旅行2

バリ島の笠

朝から晩まで、大人から子供まで楽しめるバリ島ですが、弱点は「海がさほどキレイでない」ということです。
島の周辺に限って言うと、伊豆の方がキレイでしょう。
知人から「バリ島でシュノーケリングを楽しみたいなら、バリハイ・クルーズに参加するのがいいよ。」とアドバイスは頂いていました。
http://www.jp.balihaicruises.com/html/index.php
しかし、私たち夫婦は早起きが苦手、というか”嫌い”です。
もうちょっと安直な方法で海を楽しみたいと思っていたら、HISのスタッフが言うのですよ、
「ブノア・ビーチがいいよ。」
「魚が一杯見れて沖縄みたいだ、とみんな言いますよ。」と、、、
それならば宿泊しているヌサドゥアからすぐ近くだし、帰りのことも好きな時間に帰れるし、
なにより自分達のペースでいられることがありがたく、話に乗ることにしました。
http://balinavi.jp/kankou/tanjunbenoa.htm
午前10時頃、ブノアビーチに着いたのですが、、、
う〜ん、、、沖縄の香りは全く無し、、、なんか漁船みたいなのが浮かんでるし、、、
パラセイリング、水上バイク、バナナボート、フライフィッシュといったアクティビティが充実しているものの、う〜ん、なんかね〜、、、
で、シュノーケリングのみ参加することにしました。
あの漁船に見えたのは、シュノーケリングやダイビングスポットに、お客さんを連れて行くためのボートだったのですね。
沖に向って5分くらい、「さあ、ここだよ!」と止まったところは、日本人の先客が15人ほど。
シュノーケル3点セットを身につけて、海に入る。
結構、水が冷たい。
借りたマスクがなかなかフィットしなくて、すぐに水が入ってきてしまう。
確かに熱帯魚は見られるけれど、海の透明度は沖縄とは比べようが無い。
潮の流れがきつく、ワイフちゃんはライフベストを着ているものの、流されそうで気になってしょうがない。
50分位で浜へ帰ることにしました。
ビーチもさー、あまり寝転がって、ノンビリしようと思えないんだよね〜。
さっさとシャワーを浴びて、ホテルに帰ってしまいました。
知人のアドバイスを素直に聞いておけばよかったかな?
せっかくの夏休みなのに、海遊びは正直、いま一歩でした。
ちょっと波酔い気味を癒そうと、ヌサドゥアを散歩することにしました。
向ったのはバリ・コレクション。
http://balinavi.jp/bali-arekore/balicollection.html
結局、お買い物はここが一番楽しかった。
と言うのも、ワイフちゃんお気に入りの一品を買えたのです。
バリ島に行くと、お店の入り口や神様を祭っている祠などに、笠が飾ってあるのに気が付きます。
キレイな色柄のもの、シンプルな白のもの、なかなか素敵なのです。
そう、ワイフちゃんはそれを欲しがったのです。
「どうせ机や冷蔵庫の上に飾るような、小さなものでいいんだろう」と思っていたら、なんと。
彼女が選んだのは1メートルもあろうかというものでした。
スーツケースには入らない、ということは、必然的に私が手荷物で運ぶということ?
しかし、しょうがない。
男子たるもの、愛するワイフちゃんの望みとあらば、重いのメンドクサイのと言わず、労力を惜しんではいけないと自分を奮い立たせて、にっこり笑って買うことを快諾しました。 ハハハ、、、
その1メートルもある笠を、紙で包装してもらい、後に飛行機に乗るときは、「ライフルじゃありませんよ」とお愛想笑いをしながら搭乗したものですよ。 ハハハ、、、
今、その笠は、ワイフちゃんの寝室、枕元で彼女の頭上を優しく守っています。
「苦あれば、楽あり。」
つづきは、また後日。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp