もっと鍼灸を!2

「休んでも回復しない 慢性疲労症候群

慢性疲労症候群」という病気を知っていますか。ただ疲れがたまっているのとは違い、いくら休息しても極度の疲労状態と同じような症状が続く病だ。日本には潜在的に約三十八万人の患者がいるとの試算も。患者らは「国は、治療体制の確立と、医療関係者や国民への認知キャンペーンをしてほしい」と訴えている。 (出田阿生/東京新聞

上記は3月23日の東京新聞こちら特報部”の前文です。

慢性疲労症候群の患者さんが約38万人もいるとの試算、驚きました。
本当に可哀想だと思います。
なにしろ患者さんは、検査ではなにも異常値が出ず、結果として”怠け者”扱いされてしまっていたりするのです。
あるいは”詐病”、あるいは”心の病”。
専門外来は大阪大、名古屋大学の付属病院など全国に数箇所しかないとのこと。
脳の機能異常と考えられているそうです。
また、患者さんの血液中の活性酸素が通常より高いという特徴もあるそうです。
特効薬はまだ開発されてなく、現状はビタミンCや漢方薬、そしてうつ病のお薬SSRI・睡眠薬などが処方されている。
治療すれば、4年で約4割の人が完治に近い状態になるとのこと。
「うーん。 4年で4割か〜。」
経済的損失は約1兆2千億円との推計もあるそうです。
「なんとも。」
どんな病気も早期発見、早期治療が肝要です。
それなのに専門外来が無く、きっと多くの慢性疲労症候群の方々は”うつ病”と診断され、うつとしての薬を処方され、なかなか改善せずお悩みのことでしょう。
なんとかならないのでしょうか?
それにしても思うのは、なんで鍼灸を取り入れてくれないのでしょう?
何故?
WHY?

いやこれは患者さんに言っているのではなく、厚生省や医者団体に言っているのですよ。
だってさー、「東洋医学は科学ではない」と言ったところでさー、その科学者集団お医者さんが治療したところで、4年で4割ですよ。
じゃあ6割の人は治っていないんでしょ?
今までのやり方では効果が充分に出ていないのなら、他の方法を取り入れてみたらいいじゃないですか!
症状に合っていないお薬を処方されて、さらに症状が複雑になるくらいなら、先ずはじめに鍼灸をやってみたらいいじゃないですか!
副作用は無いんだから。
鍼灸をやってみて、それでダメならお薬という順番でもいいのではないでしょうか?
鍼灸を保険適用にすることが時代に適っていると思うのです。
どうですか? 長妻昭厚生大臣
舛添要一厚生大臣も、考えてみてくれませんかねぇ?
なんとなく疲れが取れないという時は、栄養剤なんかで誤魔化さずに、鍼灸やオイルマッサージなんかをお奨めしますよ!
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp