「プール後洗眼は悪影響」 塩素が角膜損傷 国内研究チーム発表

rakkyodo2008-03-02

プールで泳いだ後に目を洗うのではなく、ゴーグルを−。水道水の消毒に使われている塩素が角膜を傷つけ目に悪影響を及ぼすことを、石岡みさき医師(両国眼科)、慶応大学眼科などの研究チームが実験で明らかにし、米国の眼科学専門誌に発表した。
 学校現場で当たり前に行われる水泳後の洗眼は、かえって目にダメージを与える恐れがあり、研究チームは「洗眼はやめてゴーグルで保護した方がいい」としている。
 実験は、健康な男女各5人を被験者として実施。250ccの(1)体液と浸透圧が同じ生理食塩水(生食)(2)水道水(3)生食に塩素を加えたもの−で目を洗い、角膜の状態などを複数の方法で調べた。
 この結果、(1)〜(3)のいずれも目を洗う前と比べて角膜上皮の傷がやや増えたが、塩素入り生食の場合に顕著だった。また、目を保護する粘液の成分が、水道水および塩素入り生食で洗ったときに減少し、生食では減らなかった。
 さらに、色素の透過量で角膜上皮のバリアー機能を調べる検査では、塩素入り生食の場合のみ低下が認められた。
 これらの結果から、浸透圧ではなく塩素が目に悪影響を与える主な原因と結論付けた。研究班の加藤直子・慶大非常勤講師は「強酸や強アルカリなどが目に入ったとき以外、目を洗う必要はない。プール後の洗眼は、さらに傷を広げる可能性があるのでやめた方がいい」としている。(3月1日16時25分配信 産経新聞
もう何を今さら。 さんざんやっちまった後じゃねぇか。
膝を伸ばした腹筋運動といい、うさぎ跳びといい、私らは随分体に悪いことをしてきたようですね。
願わくば今の子供達に正しい体育と食育が提供されますように。
ちなみに東洋医学では「目は肝臓の窓」などと言います。
つまり目の不調は肝臓の問題をはらんでいる。
逆もまた真なりで、目を傷め続けると肝臓が悪くなりますよ。
一見関係がなさそうですが、どちらも毛細血管の固まりみたいなもんと考えると、納得も出来ますね。
ですから、目の不調は肝臓のツボを刺激して、肝臓が活発に働くようにしてあげると改善されます。
一方お休み前に目を蒸しタオルでいいですから、良く温めてあげるとアラ不思議、筋肉のこわばりが楽になっていたりします。
もちろん魔法をかけたみたいにとは行きませんよ。
何事も継続がチカラですから。
でもね、目薬さしても疲れ目やかすみ目って良くならないでしょ?
こういうアプローチもあるということは、知っておいて損しませんね。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN世田谷・経堂
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