山岸涼子さん著「舞姫 テレプシコーラ」を読む。 ウッウッウッ、、、鍼灸で関節可動域上がりますよ。

rakkyodo2007-03-09

世間に疎い私は、今頃になって話題のマンガ、山岸涼子さん著「舞姫 テレプシコーラ」を読みました。
一昨日の深夜に読みきったのですが、あーなんという結末。
悲しい気分に囚われて、すぐには感想など人に言えません。
ハァー、、、
しかしこれ以上ないような残酷なお話。
膝が悪くなってバレエが出来なくなったのなら、劇団四季にでも入って猫や、ライオンになってミュージカルに挑戦というわけに行かなかったのでしょうか?
まぁそれではドラマになりませんが、、、
鍼灸院をやってますと、ダンサーさん達はよくやってこられます。
バレエ、モダン、社交ダンス、、、
普通のサラリーマン・OLが絶対に使わないようなマニアックな筋肉を酷使されるので、治療法も自ずと違ってきます。
日頃ストレッチをやっておられるので、大きな筋肉が痛むことはあまりないのです。
だいたい骨に付着する”腱”の部分をやっちまうのですね。
ですから鍼も、深い鍼になってしまいます。
”深い鍼”なんていうと怖いでしょー?
でもね、ダンスをやっている女性は”弱音”を言いませんよー。
舞台でいいパフォーマンスが出来るのであれば、深い鍼を打たれることぐらいなんとも思っていないようです。
因みに男性は「そこのツボ痛そうだなー」とか言われたりします。
面白いですね。
ダンスの種類によって違いますが、バレエの場合、いままでよく鍼を打つことがあったのが”股関節”です。
テレプシコーラでも六花ちゃんが、右の股関節が開かなくて悩むじゃないですか。
あれですね。
大人になれば誰だって程度問題で、骨盤・背骨の歪みはあります。
普通の生活をしている人にとっては、何も支障がありませんが、ダンスをやっている人は、その左右差を無くすために無理をしてしまいがちです。
結果、股関節の奥の奥を傷めてしまったりするのです。
ソケイ部や大腿骨の大転子の際から鍼を刺して、インナーマッスルを刺激するということをやったりします。
すると股関節の可動域も上がり、大変喜ばれます。
テレプシコーラ」読んでいても、「あー私に鍼やらせてくれたらなー」なんて思っちゃったりするのです。
あ、そうそう、別に痛い所がなくても鍼灸治療うけてもいいんですよ!
「関節の可動域を上げたい」とか、「筋肉の左右差をなくしたい」とか、そういった要求にも鍼灸は応えることが出来ます。
ましてや筋肉疲労を取ることなんて、”お茶の子さいさい”です。
ダンスばかりでなく全てのスポーツをやってらっしゃる方、鍼灸を取り入れて効果的に体作りを考えてみてください。
はり・温灸治療院「楽居堂」IN世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp

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