<タミフル>転落死、厚労省が徹底調査へ

rakkyodo2007-03-01

インフルエンザ治療薬の「タミフル」(一般名オセルタミビル)を服用後に中学生が先月、相次いでマンションから転落死した問題で、厚生労働省は1日、徹底調査する方針を明らかにした。
定例会見で辻哲夫事務次官は「転落死が立て続けに起き驚いている」とした。現在、同省研究班が実施中の調査では、対象を約1万人(前回は約2800人)に広げ、異常行動などを時間帯ごとに細かく分析できるようにしており、タミフルと異常行動との因果関係を調べていく予定。
同省はインフルエンザにかかった未成年者が異常行動を取るおそれがあるとして、タミフル服用の有無にかかわらず、発症後少なくとも2日間は保護者が付き添うよう注意喚起している。また、伊吹文明文部科学相も1日の衆院予算委員会で、インフルエンザにかかった児童・生徒が自宅療養する場合、保護者に注意を促すよう、都道府県教育委員会などに通知したことを明らかにした。
(毎日新聞
去年友人の5歳の息子さんがタミフル飲んで、やはり異常行動を起こし、友人は怖い思いをしたとのことです。
成長期の子が危ないのでしょうかね?
しかし、いくら確率的には低いといっても、死者が出ている以上はストップかけたほうがいいんじゃないでしょうかね?
不二家のお菓子より被害が出ているんだから、怖いじゃん。
高熱が出て、のどが痛くてしょうがない時は漢方薬で「銀翹散(ギンギョウサン)」と言うのがありますから飲んでみて下さい。
東洋医学やっている者が、こんな大雑把なこと言って、お叱りを受けるんじゃないかと不安になります。
いつもは”証”をとるだの、人それぞれ体質は違うだの言っているくせにね。
でもね、実際熱が出て頭痛がひどいときに、鍼灸院に行く気がしないでしょ?
銀翹散はね、熱による激しい症状に効きますよ。
注意すべきは、あまり長期間服用し続けるとかえって体が冷えてしまうこと。
ですからとりあえず、症状を抑えて、しかる後に鍼灸院に相談にこられるとよろしいかと思います。
あと高熱が下がらない時の対処法として、古来使われているのが指先、爪の際から血を出すことがあります。
瀉血といいます。
血を出すといっても、たった一滴でいいのです。
搾り出すように。
待ち針でグサッとやる必要はありません。
ちょっとだけ刺して、搾り出せばよいのです。
怖くないでしょ?
急いで全部の指から同時に出血させることもありません。
ゆっくりと一本一本時間をかけてやればよいのです。
そのうちに熱が下がりだしますから、そしたら止めてよいのです。
この方法で”インフルエンザが治る”と断言は出来ません。
しかし、インフルエンザだからすぐにリスクを冒してまでタミフルをやらなくても、試しにやってみてもいいでしょ?
これでダメならそれから病院にいっても遅くはないということです。
東洋医学をもっと生活の中に取り入れていただければ幸甚です。
はり・温灸治療院「楽居堂」IN世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp
にほんブログ村 健康ブログへ