秋は銭湯で健康管理

rakkyodo2006-11-05

秋は夕ぐれ。夕日華やかに映(さ)して、山際いと近くなりたるに、烏の寢所へ行くとて、三つ四つ二つなど飛び行くさへ哀なり。(清少納言枕草子
日が随分と短くなってきましたね。
5時でもう暗いですもんね。
お昼はさほど寒くはないですけど、ソファーに座って新聞などを読んでいると結構足元が冷えてしまったりします。
お腹が冷えて”イタイ、イタイ”とか、のどが”ヒリヒリ”したりしていませんか?
どちらも”足の冷え”から来ているものですよ。
足が冷えてお腹も冷えるのは分かりやすいでしょ?
のどが痛むのは、そうですねー例えて言うと、お風呂のお湯で上の方は熱くても底の方は冷たいことがあるじゃないですか。
あれと一緒です。
体も下半身が冷えて、その影響で熱が上に昇ってしまった状態の時のどが痛むものです。
「あ、風邪気味かな?」なんてセーターを着込むのもいいですが、足首を温めてみると案外楽になることもあるのです。
お腹がイタイイタイも、のどがヒリヒリも足が冷えて熱が上昇したことで発生しますから、要はお風呂のお湯をかき混ぜるように体温もうまく回してあげると良いのです。
血液循環を良くしてあげるわけですね。
私は「あ、足元が冷えちゃったな」というときは、サッサと銭湯に行きます。
10分から15分くらいみぞおちまでお湯に浸かります。
その時足首をぐるぐる回したり、内くるぶしとアキレス腱の間や内くるぶしの下にあるツボを刺激したりします。
あと、足の親指と人差し指の間もよく揉み解します。
すると汗がドバドバ出ます。
腰の緊張も取れてきたりしますよ。
内くるぶしの周りというのは、腎臓のツボなのです。
足の親指と人差し指の間は肝臓のツボ。
ともに血液循環・リンパの流れに関係のある臓器です。
一杯汗をかいて、水分をゆっくりと補う。
風邪を追い出す一番の方法ですよ。
秋の季節にこのような風邪対策をしておくと、免疫力アップに実にタイムリーなのです。
皆さんも銭湯を賢く利用なさるといいですよ。
http://www.chiryoin.jp
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