気温が下がってきました。 風邪などお引きにならぬようご注意を!

rakkyodo2006-09-13

急に気温が下がってきましたね。
つい3日前は暑くて冷房を入れていたはずなのに、今日は治療室は暖房入れてます。
変化が大きすぎる!
人間寒いから風邪を引くわけではありません。
アラスカに住んでいる人が年中風邪を引いているわけありませんものね。
人は気温の変化に弱いのです。
自律神経が乱れて、免疫力が下がってしまうのですね。
さしずめ今日あたりは風邪気味の人が多く見られるはずです。
風邪で発熱をすることは、一種の体の大掃除で血管をはじめ各器官を若返らせる”アンチエイジング”の効果があります。
ですから解熱剤を飲まずに、自然に風邪が経過するのを待つのが一番正しい方法です。
とは言え、重要な会議や出張を控えた方がそんな悠長なことを言っていられないのは本音でしょう。
分かります。
私だって熱出してお店を休むわけにはいきません。
風邪が体の大掃除といわれても、正直”困ります”。
東洋医学では秋こそが風邪のリスクが高まる季節と考えます。
夏の暑さで”火照り”が体の中に残っていると、”火”の性質をもつ心臓に負担がかかります。
自然界でも火が金属を溶かしますね。
それと同じように、”火”(心)が過剰に働くと”金”の性質を持つ”肺”の働きを弱めます。
よって肺の病である風邪は発生しやすくなるのです。
肺は乾燥を嫌います。
ですから風邪を早く治す民間療法はどれも、”体温を高めること”と”水分補給”をポイントとしてますね。
水分補給といっても、水をガバガバのんでも大概はオシッコになったり過剰だと下痢してしまうものです。
やはり水蒸気からとるのが効果的です。
なんてことナイ、お風呂(できたら温泉)にゆっくり入ると労せず湯気から気管・肺を潤すことが出来ます。
ただお風呂で風邪対策をする場合は、湯冷めに注意してください。
お風呂よりも簡単に水分補給が出来るのはなんと言っても、鍋料理でしょう。
http://www.hinode-mirin.co.jp/menu/nabe/nabe.html
お野菜をたくさん取ることが出来ますし、さらに消化しやすい状態になっています。
さらに東洋医学では、”肺”と”大腸”は表裏の関係です。
大腸の調子が悪い人は、風邪をこじらせ易いのです。
お鍋料理で野菜をたくさん取ると、当然”お通じ”も良くなります。
肺と大腸の相乗効果で風邪対策になるのです。
今晩あたり、皆さん栄養たっぷりの”お鍋で一杯”なんてどうですか?
http://www.chiryoin.jp
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