出生率大幅低下、最低の1・25 生殖器は”腎”が司る

rakkyodo2006-06-03

厚生労働省は1日、2005年の人口動態統計を発表した。合計特殊出生率(1人の女性が15〜49歳の間に産む子供の数の平均)は1・25と前年より0・04ポイント低下し、過去最低を更新した。

 05年に死亡した人の数は、生まれた子供の数を2万1408人上回ったことから、戦時中など特殊な期間を除き1899年(明治32年)以来、初めて年間の人口が減少した。

 少子化が今後も進展すれば、年金をはじめとする社会保障制度の基盤が揺らぎ、経済にも悪影響が出るのは必至で、政府は少子化対策への一層の取り組みが求められそうだ。

 合計特殊出生率は03、04年は共に1・29と横ばいだったが、大きく低下した。05年に生まれた子供の数(出生数)は、5年連続で前年比マイナスとなる106万2604人(前年比4万8117人減)。
(読売新聞) - 6月2日
少子高齢化は随分以前から問題とされていましたが、ついに人口減少が起こり始めたのかとチョット考えちゃいますね。
私も子供は持っていません。
20代は自分が”如何に生きていくか”模索していました。
30代は仕事のスキルアップに費やされ、経済的に不安定でした。
よって、とても”結婚して子供を持つ”なんてことは考えられませんでした。
現代において子供を持たない人が増えているというのは、多かれ少なかれ私と似たような環境だと思います。
決して”男性の精子の数の減少”や、若い女性の”子宮内膜症”が増えたからと言う理由で子供が出来ないわけではありませんね。
とはいえ、東洋医学で生きている私にとっては”精子の減少”や”子宮内膜症の増加”は心配です。
一昨日のブログで精子と腎臓の関係は書きました。
女性の生殖器も同じく”腎臓”が司っています。
ですから不妊治療も、東洋医学的には”腎気”アップがメインとなります。
もちろん消化吸収を高めるために”胃”、”脾”のツボも刺激します。
緊張感が強く血液の流れが悪い人には、”肝”。
水分代謝が悪い人には”心・肺”の機能アップを狙います。
しかしメインは”腎”。
腎の気が上がれば子宮の血流が良くなり、妊娠しやすい体になります。
もちろん内膜症の治療も同じことです。
腎臓の状態は腰・足の内側に反応が出ます。
逆に言うと、柔らかくて強靭な足腰を作り上げると”腎臓”も強くなります。
近年ヨガが流行っています。
とてもよいことだと思います。
OLさん達は特にパソコン業務が多いので、放っておくと体がガチガチに固まってしまいます。
ゆったりとした呼吸で、ヨガをすることはお奨めですね。
ただ極端に体のバランスが悪い人が、先生の真似をして無理なポーズを取ることは時に危険ですよ。
ヨガ教室に行って頚椎のヘルニアになった人を知っています。
決して無理はなさらないこと。
バランスの悪さを自覚なさっている方は、ヨガに通う前に鍼灸で筋肉をほぐしてからがいいですよ!
http://www.chiryoin.jp

赤根彰子先生のヨガ、ホームページはこちら
http://gendaiyoga.com/

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