生活習慣病の恐れ、内臓脂肪症候群は1960万人!

rakkyodo2006-05-10

脳卒中心筋梗塞(こうそく)など、重大な生活習慣病を引き起こす危険性が高い「内臓脂肪症候群」(メタボリック・シンドローム)とその予備群が、40〜74歳の中高年世代で2000万人近いことが、厚生労働省の調査で分かった。

 日本内科学会が昨年4月に策定した同症候群の診断基準を参考にして、40〜74歳の中高年約5700万人のうち、2004年に実施した国民健康・栄養調査で対象とした約3000人のデータから推計値をはじき出した。それによると、同症候群に該当する中高年は940万人、予備群は1020万人と推計された。男女別では、男性が2人に1人、女性で5人に1人が、同症候群か予備群に該当し、男性の方がその割合が極めて高いことが浮き彫りになった。

 日本内科学会の診断基準では、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、これに加えて血圧・血中脂質・血糖の3項目のうち2項目の数値が高い場合、同症候群と認定され、1項目が高い場合は予備群とされる。

 現在の成人健診は、糖尿病や高血圧症など個別の病気の発見と予防を重視しているが、こうした症状と肥満が複合的に表れた場合、脳卒中や心疾患を発症する危険度が飛躍的に高まることから、厚労省では、2008年度をめどに、同症候群の予防を主眼とした健診と保健指導の改革を目指している。

 内臓脂肪症候群 高血圧や糖尿病など生活習慣病の引き金となるほど、内臓の周囲に脂肪が蓄積した状態で、偏った食生活と運動不足、ストレス、飲酒、喫煙など現代人特有の生活習慣が要因とされる。昨年4月に日本内科学会が診断基準を示したことで病気の概念として定着した。

(2006年5月9日 読売新聞)

メタボリック症候群、私も人事ではありません。
最近お腹だけが太りやすくなっています。
そうなんですよね、内臓脂肪というのはお腹の”腸間膜周囲”に溜まってしまうのです。
見た目的に「嫌なもの」ですね。
さて、その内臓脂肪を減少させるために何をするべきか?
食事を制限する、何か運動をするというのは基本中の基本ですね。
言われなくっても分かっています。
でもその簡単なことがナカナカ出来ない。
「仕事が終わってからジムに行く時間があるならのんびりしたい。」
「仕事でいつも自分を抑制しているのだから、食事くらい好きにさせて欲しい。」
というのが本音ではないでしょうか?
分かります分かります。
体のために良いとは知っていても、そのために1時間割くのは難しいものです。
そこで、自宅で簡単に出来る方法をご紹介します。
それは”呼吸法”です。
よく「腹式呼吸が自律神経を安定させる」と言うじゃないですか。
内臓脂肪を燃やす働きもあるのですよ!
仰向けに寝ても椅子に座っていてもどちらでもよいです。
鼻からゆっくり息を吸って、お腹を膨らせます。
さらにお腹が一杯になったら、肺を膨らします。
口からゆっくり息を吐き、肺が小さくなりお腹が凹みます。
これを何回かやっていると、体がポカポカしてきます。
そうです、その時脂肪が燃焼しているのです。
ポイントは横隔膜が大きく上下に動いていることです。
横隔膜が動くことで、内臓脂肪が溜まっている部分に刺激が入るのです。
食後すぐでなければいつでも呼吸法はできます。
時間的にも数分です。
やらないのはモッタイナイですよ!
http://www.chiryoin.jp


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