乾燥肌には。

rakkyodo2006-05-08

こんな記事があります。
「ホットミルク」はいかが?
猛暑の季節を迎えたインド北部のアムリツァルで、顔を布で覆いながらオートバイで移動する牛乳売りの男性。ニューデリーで今年最高の44度を記録するなど、北部の多くの地域が水不足や停電に見舞われている(7日)(AFP=時事)10時05分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060508-04420495-jijp-int.view-001
日本にいるとまず気温44度というのは体験しませんね。
私は以前インドに留学していたことがありますので、44度を経験しています。
この写真の人みたいに、肌を覆っていないと目・のど・鼻の中といった粘膜の部分がガンガン乾燥してしまうのです。
風を感じるのは苦痛です。
汗をかくどころか、汗をかく前から乾燥してしまうのです。
水は一体どのくらい飲んでいたのだろう?
もう飲んでも飲んでも、すぐに飲みたくなるのです。
体が乾くと、当然ミイラのように肌がシワシワになります。
と、そこで乾燥肌について。
東洋医学では、乾燥肌は①呼吸器の問題②血虚腎虚を考えます。
①の呼吸器の問題とは、「肺は皮毛を司る」などと言います。
つまりすべからく皮膚の問題は呼吸器が関係すると言うのですね。
呼吸器が弱いと、要は体の換気が上手く行きません。
細胞の二酸化炭素と酸素の入れ替えがスムーズに行かないと、細胞の再生に問題が起こりそうですね。
すると内臓よりも、外気と体内とを分けている皮膚に特に反応が出るのです。
ですから皮膚を強くしたい人は、呼吸器を鍛えることを考えてみてください。
逆もまた真なりで、乾布摩擦が風邪予防になることはよく知られています。
皮膚を刺激することは、肺を健康に保つのです。
②の血虚とは、貧血のことです。
貧血だと毛細血管の末端に、栄養を送ることが出来なくなるのですから皮膚が乾燥するのは容易に想像できますね。
③の腎虚とは、腎臓が疲れて機能が落ちている状態です。
腎臓の機能が衰えると、ホルモンバランスが乱れます。
特に女性ホルモンが減少すると、皮膚から”瑞々しさ”がなくなってしまいます。
乾燥肌にお悩みの方は、保湿成分のあるクリームを塗ることも効果あるのでしょう。
でも原因から治したいのであれば、上記の不調があるのかどうか考えてみてください。
体は手をかければ変わります。
鍼灸で内臓からバランスを取り戻してみませんか?
http://www.chiryoin.jp

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