乗り物酔いには。

春の行楽シーズンです。
皆さん、ゴールデン・ウィークのご予定は決まりましたでしょうか?
楽しいはずのご旅行も、”車酔いしやすい方”には一抹の不安があるのでは?

車酔いとは、揺れや速度の変化で内耳のリンパ液が変動し、平衡感覚がくるった事によって起こります。
症状としては冷や汗、生唾、眠気、吐き気、最悪「嘔吐」などで知られていますね。

予防するには、バスや電車では比較的振動の少ない中央部に席を取る。
人と会話をして意識を外に向けると良いと言われます。

空腹、睡眠不足、過労の時も酔いやすくなりますので、体調を整えることが大事ですね。

車内で酔ったときは進行方向と並列に寝て、深呼吸をすると楽になることもあります。

さて、東洋医学的にはどう考えるかというと、、、
車酔いしやすい人は、「脾気虚」、「血虚」と見ます。

「脾気虚」とは、消化器全般の働きが弱い、ないし疲れている状況です。
血虚」とは、貧血気味ってこと。

ですからゴールデン・ウィークにバスに長距離乗る予定がある方は、2週間前の今頃から「胃」を休めて、疲れを取ってあげましょう。
胃腸の調子を良くして、増血作用のある食事を心がけてみましょうね。

心臓がドキドキして気分が悪い時のツボとして、「内関」というツボがあります。
腕の内側、正中線上、手掌と腕の間に皺があるでしょ。
その皺から2寸(約指2本分)上に、「内関」はあります。

バスに乗る前に「内関」にピップエレキバンでも貼ってみるのも良いでしょう。

さあ、これで乗り物を恐れることはありません。
楽しんで行きましょう。
http://www.chiryoin.jp

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