無理なダイエットはやめましょう！

”食べない”ダイエットの弊害がいわれ始めて久しいです。
しかし今なお、若い女性の中でビックリするほど少食な方を見かけます。
食べることで生命が維持されているのだから、チャント食べましょう。
あまりに少食が続くと、飢餓細胞というのが働きます。
つまり体が”飢餓”を感じると、少しでもエネルギーを蓄えようとするのですね。
そのエネルギーは”グリコーゲン”という形で”肝臓”に蓄えられます。
結果、少食をしているにもかかわらず「脂肪肝」になってしまいます。

皮肉な話です。
頑張って食事の量を減らしているのに、脂肪率の高い”隠れ肥満”になってしまうのですから。
そもそも”食べる”というのは単なる「エネルギー補給」だけではありません。
精神的な満足感と密接な繋がりがあります。
会社で嫌なことがあってムシャクシャする時でも、美味しい食事を一杯食べたら嫌なこと忘れますよね。
イライラしている時でも、美味しいケーキを頬張ったら、自然と笑顔になるものです。
そのような精神的な安定をもたらす食事を削ることで、さらに脂肪肝のリスクを背負い込むなんて、あまりにも”ＭＯＴＴＡＩＮＡＩ”。
気の会う仲間と楽しく取る食事は、副交感神経の働きを活発にします。
胃腸の働きが活発になり、免疫力も高まります。
食事を”楽しむ”ということは、値千金なのです。
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