自己催眠法 追記

催眠で治す心と体―60の症例が示す催眠・自己催眠の効果

催眠で治す心と体―60の症例が示す催眠・自己催眠の効果

私に自己催眠法を教えてくださった、「北本診療所」の浦田浩一先生の著書です。
80歳を過ぎて、今なお現役の精神科医として多くの患者さんを治療している素晴らしい先生です。

先に私の書いた”自己催眠法”について、より詳細を知りたい方はぜひこの本を手に取ってみてください。
催眠法についての本は多々ありますが、”治療目的”で書かれたものは左程ありません。
この本は臨床医が書いたものですから、患者さんが自ら健康になるためにやるべき、実践集となっています。

昨日私の書いたブログに書き忘れていたことがあります。
睡眠前に自己催眠法をやり、そのまま眠ってしまわれる方はそれで良いのです。
一方、その後も起きて用事のある方の場合です。
脳波がアルファー波状態から急に起きようとしても、頭がボーっとすることでしょう。
スッキリ目覚める方法があります。
それは体を充分に緩め、自分に良い暗示を与えた後、このように暗示を入れます。
「10数えたら、頭がスッキリして心地よく目が覚めますよ。 1、2、3、4、5ダンダン目が覚めてきた、6,7,8,9,10ハイ!」と特に最後の「ハイ!」で目を開けます。
するとすぐに活動できるものですよ。
自己催眠法は慣れると、どこでも短時間で効果を出すことが出来ます。
ぜひ日常生活に習慣化されることをお奨めします。