安藤美姫激痛耐え２位死守…フィギュア全日本選手権最終日

◆フィギュア全日本選手権最終日（２９日、名古屋市総合体育館）　安藤美姫（１９）＝トヨタ自動車＝が、アクシデントを乗り越えて２位を死守した。女子フリーの３回転ジャンプで転倒。前日痛めた右肩に激痛が走ったが、気力で演技を再開し、最後まで演じきった。合計１８５・６５点で２位。２００点超えの浅田真央（１６）＝愛知・中京大中京高＝に届かず２年ぶり３度目の優勝はならなかった。３位の中野友加里（２１）＝早大＝までが来年３月の世界選手権（東京）代表に決まった。(スポーツ報知)
なんと痛々しいお姿でしょう。
右肩の亜脱臼だったそうじゃないですか！
それでも２位を死守とは素晴らしい精神力です。
でも、一体何をして肩を脱臼してしまったのでしょう？
「上手投げ？」
まさかライバルの浅田真央ちゃんを上手投げで転がそうとしたのでしょうか？
肩の亜脱臼というと、どうしても昭和の大横綱、千代の富士を思い出してしまいます。
往年の彼の上手投げは、”ウルフ投げ”などと呼ばれ”千両役者ここにあり”って感じでした。
しかし若い頃は無理な上手投げを強行し、肩の亜脱臼が癖になっていたといいます。
そこで千代の富士はウエイトトレーニングでムキムキの体を手に入れ、さらに前褌をとった速攻相撲にスタイルを変え番付を駆け上がったのですね。
肩の脱臼は癖になるといいます。
安藤美姫ちゃんも千代の富士に習って、ムキムキになることをお奨めします。
さて右肩痛の治療ポイントについて。
全く意外と思われるでしょうが、左の股関節周りにポイントがあります。
ナゼを聞かれても答えられません。
ただ経験から来る事実があるだけです。
左の股関節の周り、大転子の骨際、上前腸骨稜の骨際に必ず反応点が出てきます。
そこをゆっくりと指圧でも鍼でも良いのでほぐしてあげると、アラ不思議、右肩の痛みが和らいでいるものです。
痛みがある肩周辺は熱を帯びていることが多いので、そういう時は患部への刺激は危険です。
上記のように離れたツボを刺激するのが、”優しい治療”なのです。
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