お灸は熱くなんかないですよ! 棒灸のすすめ

rakkyodo2006-06-16

鍼というと「痛い」。
お灸というと「熱い」というイメージがあると思います。
地獄にも”針地獄””熱地獄”があるくらいですから、しょうがないですね。
鍼灸治療院はその怖さに”打ち勝たなくてはならない”から、効果があると分かっていても敬遠されがちです。
そりゃそうですよね。
オイルマッサージの方が気持ち良さそうですよね。
でも、ちょっと待って!
鍼は必ずしも痛いものではありませんよ。
私たち鍼灸師は如何に”痛くなく”、そして”効果のある”鍼を刺せるかを練習してきているのです。
私が使っている鍼は直径0.16ミリです。
髪の毛みたいなモンですよ。
お灸も熱くないものがあるのです。
昔ながらの肌を焼くお灸でなく、私が主に使っているのは”棒灸”です。
写真にあるように、もぐさを葉巻のように紙で巻いてあるのです。
先端に火を付け、火種を近づけることで温熱刺激を与えることが出来るのです。
近づけると熱い、遠ざけるとぬるい。 当たり前ですね。
肌を焼くお灸も必要と思われる場合は使用しますが、現代の都会に住む人たちは自律神経の過緊張から体調を崩している方が多いです。
そんな方に、熱くて怖いお灸をするのは方向違いです。
温かくて気持ちの良い、お灸(棒灸)で深いリラックスを感じてもらうほうが、効果のある場合が多いですね。
慢性頭痛、冷え性、不眠、貧血、胃弱、生理不順、過敏性大腸症候群、お肌のトラブルなどを抱えておられる方には特に”棒灸”はお奨めします。
どうか鍼灸治療院を”怖い”という誤解で、敬遠することは止めてください。
棒灸を受けている方の大半は、治療中眠ってしまわれていますよ。
http://www.chiryoin.jp

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