ニコチンパッチ保険薬に。

rakkyodo2006-05-12

川崎二郎厚生労働相は12日の衆院厚生労働委員会で、禁煙時に体内のニコチン濃度が低下する際の禁断症状を抑える「ニコチンパッチ」を公的保険の対象とすることを明らかにした。近く医薬品の保険適用の可否を検討する中央社会保険医療協議会を開き、今月中に保険薬とする。
 禁煙治療については、4月から公的医療保険の対象となったが、パッチが保険適用外であることから、パッチを使うと違法な「混合診療」に該当。厚労省は4月28日の医療機関向け通知で「使えば禁煙指導全体が(全額自己負担の)自由診療となる」と明確にしていた。保険適用を急いだのは、医療現場の混乱や日本禁煙学会からの批判を受けたためとみられる。(共同通信)』
今日は何かとタバコの話題が目に付きました。
この「ニコチンパッチ保健薬に」というのは、「え? 今まで保険が使えなかったの?」と逆に質問したいくらいですね。
受動喫煙のリスクについては、もうさんざん言われており、国を挙げて「禁煙」の方向に向いているものとばかり思っていましたよ。
ニコチン中毒は、あくまで”肉体的な問題”であって、決して喫煙者の”心の問題”ではないのです。
「意志が弱いから」などといって喫煙者を責めるのは間違っています。
体の問題なのだから、治療薬を保険適用にするのは”当たり前”です。
マイルドセブンが30円値上がりするそうです。
喫煙者の皆さん、これを機に本気で「禁煙」に取り組んでみてはいかがでしょう?
さらに、こんな記事が、、、

『いつでも、どこでもおいしい酸素を−−。コンビニエンスストア最大手のセブン−イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は11日、急拡大中の“酸素市場”に参入すると発表した。街中で高濃度酸素を吸入できる「酸素バー」がはやるなど、酸素が新しい商品になってきているが、セブン−イレブンは、酸素を手軽に持ち歩けるケータイ酸素缶「オーツーサプリ」を24日から発売する。コンビニ・スーパー業界での酸素缶販売は初という。

 過労やストレスなどで不足しがちな酸素をいつでも簡単に補給できるように、との発想で、生活雑貨メーカー白元(同台東区)と共同開発した。通常の空気は酸素を約21%しか含まず、浅い呼吸で酸素不足になれば、あくびやため息が出るが、酸素缶は酸素濃度95%で、吸えばそう快な気分になれるという。

 1缶で1回2秒の吸入が計35回でき、1日5〜6回の使用なら1週間使える。東京、神奈川、千葉の3都県で発売し、6月14日から全国1万1000の全店で販売する。ストロングミントとグレープフルーツの2種類の香りで各600円(税込み)。』
「タバコを止めて、酸素を吸おう!」と言ったら、叱られますでしょうか?
http://www.chiryoin.jp

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