お花見、飲みすぎ、脂肪肝

お花見のシーズンがやってきましたね。
毎年のこととはいえ、やはり気持ちがワクワクしてきます。
私もつい飲みすぎてしまうことしばしば。
「まあ春なんだから」などと、自己弁護をしてます。
お花見で飲みすぎたからすぐにそうなると言うわけではありませんが、今日は”脂肪肝”について。

肝臓には普段から3〜5%の脂肪が蓄えられています。
その数値が10%を超えた状態を「脂肪肝」と言います。
脂肪肝自体は病気ではありませんが"疲れやすい""だるい"などの症状が出てきたら注意をしてください。
この黄色信号を見逃してしまうと、成人病に発展する大きなリスクを抱えてしまうことになりかねません。
本来肝臓の持つ"解毒機能""代謝機能"が低下すると言うことは、病気に対する抵抗力も下がるのと同時に、血中コレステロール値が上がることを意味します。
これが動脈硬化への第一歩なのです。
さらに進むと、脳血管障害や心臓病へ進行する恐れがありますから、やはり、看過できませんね。
脂肪肝の発生は言わずと知れた"食べ過ぎ""飲み過ぎ""運動不足"が主な原因です。
その一方で意外かも知れませんが"無理なダイエット"もひとつの原因なのです。
人間の身体は栄養失調状態になると、普段は体内の末梢に蓄えられている脂肪が血液中に流れ出し、肝臓に流れ込んでいきます。
そのとき肝臓は非常事態と判断し、脂肪を肝臓自身に溜め込むように機能しはじめます。
それが結果的に、脂肪肝となるのです。
過度のダイエットをしている人に、このタイプの脂肪肝は多く見られます。
バランスの良い三度三度の食事がいかに大切かを、あらためて考えてみる事が必要な時代になってきたと言えるでしょう。

現在、日本人の成人5人に1人は「脂肪肝」との報告もあります。自分の身体を犠牲にして、頑張っている人達ほどその可能性が高いことも事実です。
ここで、自分でできるチェック方法をご紹介しましょう。ご自分の肝臓が腫れているかどうか、ちょっと確認してみてください。

(1) まず、仰向けに寝てください。
(2) 次に、右季肋部(肋骨のすぐ下)を押し込んで、急に離します。
それで鈍い痛みがあるようでしたら、「あなたの肝臓は腫れています。」
要注意ですよ!
足の内側に肝臓の経絡(気の流れるルート)があります。
よく温める・ストレッチする・揉み解すなどで刺激をしてあげてください。
肝臓の血流が良くなり、改善しますよ。
http://www.chiryoin.jp

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