イナバウアーの比較的安全なやり方

rakkyodo2006-03-01

先日書いた、「イナバウアーのやり過ぎに注意」が”東京新聞”さんの目に留まり、昨日取材を受けました。
そして今日の朝刊に早くも掲載されました。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060301/mng_____tokuho__000.shtml
サプライズはまだ続きます。
その新聞記事を受けて、今朝”テレビ朝日”からも取材申し込みが。
もちろん快諾。
13時にスタッフが家に来られて撮影。
そして今日の”スーパーJチャンネル”にて放送されました。
http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
世の中何が起こるかわからないものです。
さて、ここまでイナバウアーに注目が集まっているのならば、やはり比較的安全なイナバウアーのやり方に触れないわけには行きません。
先のブログで、”股関節”から動くようにと注意を促しましたが、その他にも補足があります。
アゴを噛み締めない
②手を握り締めない
③呼吸は吐きながら
そしてぜひとも意識して欲しいのが、④片足を開くです。
どういうことかと申しますと、両足に同じように体重をかけて背中を後屈すると、そのストレスは背骨の中心部に集まりやすい。
とくに腰椎の4番、5番に集中してしまう。
それが非常に腰にとって負担が掛かるのです。
片足を開くことによって、体重は軸になっている方の足に(開いてない方)かかります。
極端に表現すると、片足で立っている感じになります。
開いている方の足はあくまで倒れないように、バランスをとっているだけ。
そうすることにより、背中を後ろに倒した時、そのストレスは背骨から脇にある筋肉へと移動することが分かると思います。
背骨に重心が来ると、背骨には棘突起といって背びれのように後ろに突起物がありますので、それが椎間板を締め付ける。
ヘルニアのリスクが高まるのです。
ストレスの掛かる部分が筋肉に移動すると、そのリスクが半減するのです。
軸足をどちらにするかは、どちらでもいいです。
個人個人やりやすい方は違ってくるでしょう。
荒川静香選手もイナバウアーのとき、すべるためもあるのでしょうが片足は開いています。
もし皆さんもノリでやる時は、私の注意点を意識してやってください。
http://www.chiryoin.jp

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