鍼灸適応いろいろ

小沢一郎民主党元代表(69)の入院先の日本医科大付属病院(東京都文京区)の福永慶隆院長と本間博医師は7日、記者会見し、小沢氏の病名について「左尿管結石」と発表した。経過観察中で、1週間程度の入院が必要という。》10月7日asashi.com
今日の朝刊では小沢一郎氏が”腰痛”で救急搬送なんて書いてあったので、腰痛にも色々原因があるので「要注意ですよ」というブログを書こうと思っていたら、上記の理由だったんですね。
尿管結石も七転八倒の苦しみと言いますもんね。
私の姉も以前、救急車のお世話になりましたもん。
でもまぁ石が出ればOKなんだから、大病じゃなくて良かったですね。
激痛が出てしまったら、これはもう鍼灸治療の領域ではないので速やかにお医者様のところに行くべきですが、その気がある程度でしたら代替療法で対処できます。
そうですね、、、面白いところでは、両手両足の小指を末端から求心的にこするという方法が古来言われています。
何回というのでなく、なんとなくポカポカしてくるまでです。 そうですね〜、小指一本につき5分くらいかかるんじゃないかな?
すると腎臓の働きが改善されます。
この方法なら、足の指は割愛したとして手の小指をさするくらいなら、職場でも通勤時間中でもできますね。
もちろん頻尿にも効果的です。
他には”焼き塩療法”なんていかがでしょう?
お湯呑半分から一杯分のお塩をフライパンで炒ります。
その熱々のお塩を手ぬぐいやタオルでくるんで、下腹部いっぱいに広げます。
お塩が冷めてきたら、また繰り返す。
3,4回ほどで充分です。
この方法は尿管結石だけでなく、骨盤内の問題は押しなべて万能です。
大腸、生殖器系、膀胱、あそうそう、ぎっくり腰の時もおなかを温めると楽になるものですよ。
お金もかからないし、お勧めです。
鍼灸治療としては、ごく一般的には、以下のツボを取穴します。
足三里、陽稜泉、身柱、心兪、隔兪、脾兪、三焦兪、腎兪、大腸兪、次りょう、水分、気海、中極、大赫
まあ、ツボの名前なんか言われたって、マニアじゃあるまいし分かるわけないですよね。
私が言いたいのは、腎結石だろうと尿管結石だろうと古来、中医学でも治療法が残されているってことです。
私たちのご先祖様たちは、「なんか最近、腰が痛くて尿の出が変なんだよな〜」なんてときに鍼灸治療を受けて直していたのです。
小沢一郎さんも退院されたら、鍼灸受けていただくと予後がよろしかろうと思いますよ。
はり・温灸治療院 楽居堂 IN 世田谷・経堂
http://www.chiryoin.jp